日用品から健康と貯金を!

日用品の選び方や賢い使い方、節約の仕方などを科学的観点も含めてお伝えしていきます。

夏の日差しから身を守ってくれる日焼け止め。コスパの良い製品はどれ!値段で何が変わるの?

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 夏だっ!海だっ!ということで、夏に気になるのはやっぱり日焼けですよね。紫外線は日焼けにより色素沈着を起こすだけではなく、肌のハリを保つコラーゲンを作る細胞を破壊してたるみを生じさせたり、遺伝子を傷つけて皮膚癌の原因になったりします。

 紫外線対策の強い味方は日焼け止めですが、みなさんはどのような製品をお使いでしょうか。最近では多くの製品が販売されていて、どのような製品を購入したら良いのか判断しにくい状況ですよね。

 ある調査によると、多くの人が購入する製品を本当の効果でなくパッケージで選んでいるということです。ですが、せっかくなので本当にシミを作らない、効果のある製品を選ぶ方法をお伝えしたいと思います!

 日焼け止めクリームに書いてあるSPFPAの違い(意味を知ってる人は読み飛ばしてください)、高級日焼け止めクリームと安いものの違い…などを知りたい方はぜひ読んでみてください!

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みんな知ってる?紫外線の種類と肌への影響!

 日焼け止めが日焼けやシミを防ぐ仕組みはいたってシンプルです。日焼け止めには2種類あるのですが、まず1つ目には日焼け止めに紫外線を吸収する成分が入っていて、素肌にまで紫外線が到達するのを防ぐのです。もう1つは日焼け止めの中に紫外線を散乱させる成分が入っているものです。これによって素肌まで届く紫外線の量を減らすのです。

 もしかするとご存知かもしれませんが、紫外線は細かく分けると3種類あります。最も肌を攻撃する力の強いCタイプ、最も攻撃力の弱いAタイプ、その中間のBタイプです。

  • UV-A

 UV-Aは紫外線が持っているエネルギーが小さい紫外線です。しかし肌の影響が小さいかというとそうでもなく、じわじわと肌の内部にまで浸透して、肌のハリを保っているコラーゲンなどを作る細胞を攻撃します。エネルギーが小さいため日焼けなどの原因にはなりにくいのですが、それゆえ気づかないうちに肌のたるみなどの原因になる怖い奴です。

 さらに、太陽から地上へと届く量は多く、私たちが浴びる紫外線の実に9割がこのUV-Aです。ですので日焼け止めはこのUV-Aをしっかりと防ぐ必要があります。

  •  UV-B

  UV-Bは私達が浴びる紫外線の、10%程度を占めます。UV-Aに比べてエネルギーが大きいため肌を焼くような影響を与え、日焼けなどの原因になります。さらにUV-Aよりも遺伝子を破壊する力が強力で、より癌になる可能性が高いという厄介ものです。しかし、皮膚の奥までは浸透しないので、そこだけが救いです。

 ・UV-C

  UV-Cは紫外線の中でも最も強力なエネルギーを持っています。目に大量に入ると失明、肌に当たると癌の恐れが高い…という最悪なやつですが、幸い地球の大気のおかげで私達のいる地上にはほとんど届いていないので、心配しなくても大丈夫です。余談ですが、業務用の殺菌に使われる紫外線ランプにはこのレベルの紫外線を出すランプが使われていたりします。

 日焼け止めクリームで吸収できるのはUV-Bだけ!

 さて上では紫外線の種類についてまとめて見ましたが、このうち日焼け止めで吸収できるのはどれでしょう。正解は…UV-Bだけです!(正確にはUV-Cもだけど、地上に届かないので考えない)。日焼け止めクリームの中にはUV-Bを吸収する有機化合物が入っていて、肌に届く前に紫外線を吸収してくれます

UV-Bを吸収してくれる成分は透明なので、お肌の色味を損なうことがありません。また成分として油に近いので、滑らかであり、お肌のざらつきも生じにくいというメリットがあります。その一方で成分として、あまり人体に良いと言えるものではないので、法律で含まれても良い量が決められています。商品化されているものはこの基準をクリアしているので安心してください。

 さて、日焼け止めクリームで吸収できるのはUV-Bだけ、と書きました。ではお肌のたるみや肌を変色させるUV-Aはどうしたら良いのでしょう!実は日焼け止めクリームで”吸収”はできませんが、肌に当たる前に”跳ね返す成分”が入っているのです。それがあの日焼け止めクリームの白色の正体です。先程UV-Bを吸収する成分は透明だと書きましたが、このUV-Aを跳ね返す成分が白いのです。具体的には酸化チタンや酸化亜鉛などの金属化合物です。

 UV-Aを跳ね返す成分は白塗りの原因とはなってしまいますが、肌のたるみの原因となり紫外線吸収剤でも吸収できないUV-Aから防御してくれるスグレモノなのです!ちなみにこの酸化亜鉛は紫外線以外の光も程よく反射して肌を艶よく見せるために、ほとんどのファンデーションに含まれています。紫外線対策にファンデーションが良いと言われれうのはこのような理由からなのです!

 

日焼け止めクリームを選ぶ基準の1つ目!

 ここまで見てきたように日焼け止めクリームにはUV-Aを跳ね返す成分とUV-Bを吸収する成分の二種類が含まれています。そしてそれぞれの性能が製品に記載されています。それがPASPFです。

PA(Protection grade of uv-A;UV-Aに対する防御力)

 その名前の通りUV-Aを防ぐ力です。UV-Aを防ぐことのできる性能を示しています。普段日焼け止めを選ぶときに、あまり意識していないと気づかないですが、現在市販されているほぼすべての日焼け止めクリームはPAの表示があります。

 PAは”+”の数でその性能が表され、+の数が多いほどUV-Aを防ぐ効果が高いことを示しています。最高ランクの”+++”ではざっくり言って、何も塗らないときに比べて8倍の紫外線を浴びてようやく日焼けする程度にUV-Aをカットしてくれます。

ただしUV-Aを防ぐ酸化亜鉛などは先程も書いたように白塗りの原因となります。ので、PA+++とかの高防御性のものは白浮きしやすかったりします。そこで様々な改善策が施されているのですが、それについてはこの続きを読んでください!

SPF(Sun Protection Factor;太陽からの防御能)

 これは名前からだとあまり意味がわからないのですが、ズバリUV-Bを防ぐ力です。このSPFの意味は、日焼け止めクリームを何も塗らなかったときに比べて、同じだけ日焼けするのに何倍余分に時間がかかるか、ということを表しています。

つまり日焼け止めクリームを塗らないまま10分外出して被ってしまう日焼けは、SPF=50の日焼け止めクリームをつけていた場合10 × 50 = 500[分] = 8時間外出していても同じだけしか日焼けをしなくてすむのです!実に素晴らしいですね。

 

ここまで読んでくださってありがとうございます…でもあなたは今こう思っているでしょう。だからつまりPA+++でSPF=50の日焼け止めを買えば良いのだろう!!と。

まぁここまで書いたことだけだと、これに補足して、PA+++は白浮きになりやすいから気をつけてね…としか言えないのですが、、ここから先も読んでみてください。

 

さて、では高級日焼け止めクリームと安物では何が違うのか!

 ここまで見てきた日焼け止めクリームは一般的なお話でした。でもドラッグストアに行くと高いものから安いものまで様々な商品が売られています。さて何が違うのでしょうか。

まず、何より白浮きしにくい!

 さて、PA+++になると白浮きの原因になると書きました。まずこれをなんとかしたいですよね。そのためには、日焼け止めクリームに含まれる酸化亜鉛の粒子のサイズを極限まで小さくする必要があります。そうすることで白浮きを抑えながら、それでいてより紫外線を反射することができるという良いことづくめなのです!

しかしこの細かくする工程にはものすごくお金がかかるのです。ということで高い商品ほど細かい粒子が含まれており、白浮きしにくいと考えられるのです。

 

 最近になって細かい粒子は癌化の恐れがあるなどと言われてきましたが、まだ 

そして、何より肌触りが良い!

 日焼け止めクリームにはUV-Bを防ぐ有機化合物が入っていると書きました。この有機化合物は油のような性質を持つため、肌につけるとヌメヌメとした感触となり、付け心地がよくありません。これは安めの日焼け止めによく見られるものです。

ちょっと高めの商品ではこのあたりの肌触りまで考慮されています。先程お話した細かい粒子の酸化亜鉛は非常にサラサラとした触り心地です。高級な商品ではこの酸化亜鉛と油の性質を持った紫外線吸収剤を組み合わせることで絶妙な触り心地を実現しているのです。

日焼け止めクリームは化粧品のジャンルに含まれますが、化粧品で最も大切な要素の一つが肌触りなのです。日焼け止めの成分には普通のものを使っていても肌触りが良いだけで、飛躍的に価値が高まるのです。

汗をかいてもベタベタしにくい工夫がある!

  日焼け止めクリームを使用するのは主に夏なので、汗の問題があります。日焼け止めクリームの中には汗でベタベタになってしまってすごく居心地が悪くなってしまったりします。また頑張って塗った日焼け止めでも、時間が経つにつれて汗によって流されてしまっては、まるで効果がありません。。高級な日焼け止めクリームはw/o/wエマルションと呼ばれる高度な技術によって、持続するさらっとした肌触りを実現しながら、しかも汗や水に強いという特長を持っています。 

肌を刺激しにくい成分が使用されている!

日焼け止めに含まれる成分も結局突き詰めれば人工的な化学物質なので、肌に合う合わないの問題があります。肌が過敏の人の中にはある種類の日焼け止めクリームを使うと肌荒れを起こした人もいるのではないでしょうか。日焼け止めの成分の中には安さだけを追求して人の肌への影響を考えていない製品もあります。高級な製品は、少しお金がかかっても身体に良い成分が使われていることが多いです。

 

いかがでしたでしょうか。かなり長くなってしまったので、随時修正・追加を行っていきます。 これからもお役に立てる記事を書いていくのでよろしくお願いします。